ほうれい線に美顔器は効果あり?ほうれい線で悩む際に美顔器選びでチェックするポイント
ほうれい線のケアには、手軽に本格的なケアができる美顔器がおすすめです。
しかし、「美顔器の選び方がわからない」と、悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ほうれい線で悩む人のために、美顔器選びでチェックするポイントを解説します。
ほうれい線ができる原因
まずは、ほうれい線ができる原因を知っていきましょう。
ほうれい線とは、頬がたるんでできた溝のようなシワです。
乾燥によってできる目じりなどのシワとは違って、頬全体のたるみが影響しています。
つまり、ほうれい線ができる原因は頬のたるみなのです。
長年の体型の変化や脂肪により頬がたるむ
3つ目は、体型の変化が理由です。
太ったり、痩せたりを繰り返すほど、シワやたるみが増えます。
なぜなら、体型が変わると体内の脂肪組織が変性するため、酸化ストレスが高まりコラーゲンを減少させるからです。
コラーゲンが減少し頬がたるむ
他にも、紫外線を浴びたり乾燥したりと、コラーゲンが減ってしまうので注意しましょう。
ちなみに、コラーゲンは食事やスキンケアで補うことができます。
美顔器はほうれい線に効果がある?
ほうれい線を改善するために、保湿ケアやマッサージをしている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしできてしまったほうれい線は、毎日のお手入れだけではなかなか改善しません。
なぜなら、化粧品や人の手だけではどうしても、肌の表面までしかケアができないからです。
そこで、効率良くほうれい線をケアするために「美顔器」を使うのがおすすめです。
美顔器は、超音波やイオン導入、EMSなどの特殊な機能を利用して肌のケアをします。
そのため、細胞と筋肉にアプローチして肌のたるみを改善したり、美容成分を肌の奥まで浸透させたりすることができるのです。
美顔器を使えば、化粧品や人の手でケアするよりも高い効果が望めます。
ほうれい線のケアをするなら、肌にハリをもたらす機能が付いている美顔器を選びましょう。
ほうれい線対策に効果的な美顔器の機能
さまざまなタイプの美顔器がありますが、ほうれい線対策に効果的な美顔器は、「イオン導入」「超音波」「LED」「EMS」の4つです。
イオン導入
イオン導入とは、皮膚に微弱な電流を流すことで、美容成分を肌の奥まで浸透させる技術です。
皮膚には、紫外線や花粉などの有害物質の侵入をブロックするバリア機能があります。
体を守るために不可欠なバリア機能ですが、有害物質だけではなく美容成分もブロックしてしまうのです。
そのため、肌に化粧品を塗っただけでは高い効果は得られません。
どんな美容成分も肌の奥まで浸透しなければ、効果を発揮しないのです。
しかし、イオン導入できる美顔器を使えば、一時的にバリア機能を超えて美容成分を肌の奥まで届けることができます。
皮膚からは吸収しにくい、たるみやシワの改善に効果がある「プラセンタ」や、コラーゲンの合成を促す「ビタミンC」も最深部まで浸透させることができるのです。
その浸透力は、化粧品を手で塗ったときと比べて、30~100倍にもなります。
イオン導入できる美顔器は、肌悩みにあった成分を浸透させることができるので、たるみのケアだけではなく保湿やシミのケアにも使えるのが特徴です。
ただし、肌に合わない成分を浸透させると、炎症を起こすこともあるので気をつけましょう。
超音波
美顔器に使われる超音波とは、振動を利用して美容効果を高める機能です。
超音波による微振動を肌に与えることで、細胞を活性化しコラーゲンの生成を促し、表情筋を鍛えることができます。
つまり、シワの緩和やたるみのケアに効果が期待できるのです。
他にも、超音波による振動を利用して、毛穴に詰まった汚れを取り除き、血行促進してむくみを改善する機能もあります。
LED
LEDとは、特定の波長を発光できる半導体のことです。
安全で痛みや副作用のない光のため、さまざまな分野で研究が進み、美容にも効果があることが判明しています。
肌にダメージを与えることなく、美容効果を得られることがLEDの特徴です。
LEDにはさまざまな色がありますが、色によって得られる効果が異なります。
ほうれい線対策に有効な色は、赤と白です。
赤色の光は、細胞を活性化させてコラーゲンの生成を促すことで、肌にハリや弾力を与えます。
筋肉に働きかける白色の光は、リフトアップ効果があり、アンチエイジングにも最適です。
LEDが搭載されている美顔器を使えば、ほうれい線やシワ、たるみの改善が期待できます。
他にも、黄色は肌の状態を整える効果が、青色には殺菌作用がありニキビ予防などに効果的です。
さらに、緑色はシミなどの色素沈着を薄める効果があります。
このように、LEDは色によって効果が変わるので、肌の悩みによって光の色も変えましょう。
EMS
EMSとは、筋肉に微弱な電流を流して、筋肉を動かす機能になります。
表情筋を鍛えるのは、ほうれい線の改善のためにも大切です。
しかし、マッサージやストレッチなどでは、表情筋に的確なアプローチができません。
そこで、筋肉を効率よく動かせるEMS搭載の美顔器を使えば、自分でマッサージするよりも的確に筋肉も鍛えることができるのです。EMSは、表情筋を鍛えてハリのある肌へ導き、顔のたるみを改善する効果が期待できます。
このようにEMSは、ほうれい線の改善に欠かせない機能です。
美顔器を選ぶ際の注意点
手軽に本格的なケアができることが美顔器のメリットですが、選び方には注意すべきポイントがあります。
肌に合わないケアをしてしまうと、炎症などの肌トラブルになることもあります。
美顔器を選ぶときは、以下のポイントもチェックしてください。
専用のジェルや化粧水が必要なのか?
美顔器を選ぶときは、専用のジェルや化粧水が必要なのかを必ずチェックしましょう。
多くの場合美顔器を使用する前には、ジェルや化粧水をつける必要があります。
肌への負担を減らし美容効果を高めるために必要なのですが、美顔器を使う度にジェルや化粧水を使うことになるのです。
美顔器によっては、専用のジェルや化粧水があります。
専用のジェルや化粧水を使えば、美顔器の効果を最大限に高めることができるでしょう。
しかし、ジェルや化粧水の購入が難しいときは、継続して使うことが負担になってしまう場合もあるでしょう。
専用のジェルや化粧水でなければ使えない美顔器なのか、市販品を使ってよいのかなど、どのようなジェルや化粧水が必要なのか確認しておくことが大切です。
使用頻度はどのくらいか?
美顔器を購入する前に使用頻度も確認してください。
美顔器の種類にもよりますが、1日に使える時間、回数は決まっています。
多くは1日10分程度、週に2~3回という使用頻度が目安です。
美顔器は、正しく使うことで効果を発揮しますので使用方法を守りましょう。
インプラントが入っていても使えるか?
インプラントが入っていても、美顔器を使うことは医学的に問題はないと言われています。
しかし美顔器によっては、説明書などに「インプラント周辺への使用は控えてください」などの注意書きがあるのです。
電流が流れるタイプの美顔器は、インプラントの金属部分に影響があると考えられているようですが、医学的な根拠はありません。
インプラントが入っていても美顔器を使うことはできますが、不安を感じるときは医師に相談してみましょう。
まとめ
ほうれい線ができる原因は、頬のたるみです。
表情筋を鍛えることと、コラーゲンを与えることで改善できますが、美顔器を使えばさらに効率よくケアできます。
ただし、結果を早く出すためには、用途にあった美顔器を選ぶことが大切です。
さらに、正しい使い方で継続してケアすることで、美肌効果が高まります。
ほうれい線でお悩みなら、効果を実感しやすい美顔器を使ってみましょう。
2020年9月28日