各美顔器に最適なジェルの特徴は?超音波・高周波・EMS・LEDなど
美容に関心のある女性が注目している美顔器。
現在、さまざまな美顔器が販売されています。超音波美顔器・高周波(RF波)美顔器・EMS美顔器・イオン導入美顔器・LED美顔器・マイクロカレント美顔器、エレクトロポレーション美顔器……など。
元々はエステサロン等にしかなかった専門的な美顔器でのお手入れが、自宅でできる時代になりました。
でも、それぞれの美顔器にはどんなジェルを使えばいいのかご存知ですか?
ここでは美顔器の種類に合わせたジェルの選び方のポイントについて紹介します。
超音波美顔器はどれが良い? どんなジェルを選ぶ?
超音波美顔器は、たるみやシワ・毛穴の黒ずみ・くすみ等の悩みのケアに適したアイテムです。
超音波美顔器の周波数が高いと肌の浅い部分に、周波数が低いと肌の深い部分に振動が期待できます。
「毛穴の汚れをオフしたい」「肌にハリを与えたい」「肌のすみずみまで美容液を送り届けたい」など自分の希望に合わせて、周波数をチェックしながら超音波美顔器を選ぶようにしてください。
また、美顔器から出る超音波は空気中ではその振動を伝えることができず、肌へと伝えるためには美顔器と肌のあいだに水分が必要となります。
基本的には美顔器専用のジェルを使ったほうがいいといわれています。
もし、美顔器専用のジェル以外であるなら、肌の表面に長くとどまってくれるもの、保湿力が高いもの、香料や着色料・パラベンが含まれていないもの、そしてなるべく無添加のものを選ぶようにしてください。
高周波美顔器にはジェルの必要なし?
美顔器にはいくつか種類があり、そのなかのひとつ「高周波美顔器」も人気です。
「ラジオ波」「RF波」と言われているものも「高周波」のひとつです。
高周波美顔器は、くすみやむくみ・エイジングケアが期待されています。
高周波美顔器の最大の特徴は、高い周波数の電波を用いているということ。
高い周波数の電波(高周波)は、肌に照射すると水分を振動させて熱を発生させます。
そのため、肌温度を上昇させることができるので、高周波の美顔器はジェルが不要と謳っているものもあります。
しかし、顔の上をすべらすタイプの美顔器では必ず「摩擦」が生じるため、美顔器ジェルを使用した方がよいでしょう。
イオン導入器にはコットンと化粧水でOK!
「イオン導入器」は、電気分解の作用を利用して、普段のクレンジングでは取り除くことが難しい汚れを吸着したり、美容液の浸透率をアップさせたりする効果が期待できます。
シワ予防や毛穴ケアなど、美肌を目指したい人におすすめです。
イオン導入器を使う場合は、精製水や化粧水などを付けたコットンを美顔器にセットして使用するものが多いです。
そのため、普段使っている化粧水を使うことができるので、わざわざ購入しなくてもいいということが魅力のひとつです。
EMS美顔器
EMSとは「electrical muscle stimulation」の頭文字をとったもの。
その名の通り、微弱な電流を流し筋肉が運動している状態を作り出す美顔器です。
普段ストレッチなどで、肌奥にある筋肉をピンポイントで鍛えることは難しいですよね。
その点、EMS美顔器を使えば効率的に鍛えることができるため、たるみやむくみが解消されリフトアップ効果が期待できるのです。
また、筋力の衰えで生じていたシワやほうれい線などの改善も図れます。
使用は週2~3回を目安に、洗顔後の肌を化粧水などで整えてから使用しましょう。
エレクトロポレーション美顔器
エレクトロポレーションとは電気穿孔法のこと。細胞に一時的に穴を開けて、ダイレクトに美容成分を届ける美顔器になります。
この方法により、イオン導入美顔器では難しかったヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分を浸透させる効果が期待できます。
その浸透力の高さはイオン導入美顔器の約20倍とも。それにより、シミやシワ・くすみ・色素沈着など幅広い肌悩みをケアすることができると言われています。
ただし、高い浸透力を誇るエレクトロポレーション美顔器は、顔や美顔器に汚れがついているとそれらまでも肌奥に浸透させてしまいかねません。
美顔器を使用する際は、清潔な状態でのケアが大切です。
美顔器の種類によってジェルや化粧水など組み合わせるものが変わってきます。
効果を十分に得るためにも、最適な組み合わせを見つけてくださいね。
2017年2月13日