そばかすを自力で消すことは可能?そばかすのできる原因やケア方法を紹介します!
「そばかすって消すことはできるの?」「そばかすを消すにはどうすればいいの?」と疑問をお持ちの方に向けて、そばかすの改善方法について詳しく解説します。
そばかすを自力で消す方法について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも「そばかす」って?
そばかすは「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれるシミの一種です。
一般的にシミと認識されている「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」と間違えやすいですが、そばかすは老人性色素斑とは違う特徴を持ちます。
約5mm以下のサイズで、鼻から頬にかけてできやすいのが特徴的です。
幼少期から思春期に目立ちやすくなるのも特徴の一つに挙げられます。
そばかすはナチュラルなチャームポイントとして好感が持たれることもありますが、そばかすが気になってしまいメイクでカバーしようとしている人も多いです。
そばかすの原因
そばかすの原因は遺伝的な側面が大きく、生まれつきそばかすがあるパターンがほとんどです。
実際にそばかすがある人は家族にもそばかすが見られるということが多いのではないでしょうか?
このようにそばかすの要因は先天的なものですが、そばかすができやすい体質の人は紫外線を浴びると新たなそばかすができることがあります。
元々あるそばかすも紫外線のダメージによって濃くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
そばかす以外のシミとは
そばかす以外のシミには何があるのでしょうか?
自分のシミがどのタイプのシミか確認してみましょう。
老人性色素斑
先述した老人性色素斑は「日光性黒子」とも呼ばれるシミで、一般的にシミと認識されているのはこの老人性色素斑です。
20代から30代にかけて見られ始め、大きさは様々なものがあります。
老人性色素斑の原因は紫外線によるダメージです。
長年の紫外線によるダメージが蓄積されることで、シミとなって現れます。
肌のターンオーバーによってシミの要因であるメラニンは体外に排出されますが、ターンオーバーが正常に機能しないと、色素沈着としてシミになるのです。
炎症後色素沈着
炎症成績素沈着とはニキビやかぶれなどの炎症が起きた後に色素沈着としてできたシミのことを指します。
肌にダメージが加わるとメラニン色素を生成する細胞のメラノサイトが刺激を受けて、過剰にメラニン色素を分泌します。
特にニキビを潰したり、かゆいのを我慢しないで掻いてしまったりするとシミになりやすいと言われています。
肝斑
「肝斑(かんぱん)」とは両頬の左右対称にできるシミのことを指します。
30代くらいから50代くらいの女性に見られやすいのが特徴的です。
肝斑は女性ホルモンバランスの乱れによって引き起こされます。
そのため女性ホルモンバランスが乱れやすい更年期の人に多く見られます。
ストレスもホルモンバランスに大きな影響を与えるため、ストレスをためずに上手に解消する必要があります。
そばかすを消すことは可能?
結論を述べると、セルフケアによってそばかすを完全に消すことは難しいです。
しかし、そばかすをこれ以上濃くしないように対策したり、薄くしたりすることはできます。
もし、そばかすを完全に消したいと考えている方は皮膚科や美容クリニックに一度相談するのがおすすめです。
医療機関による治療ではレーザー治療や、フォトフェイシャルなどの方法が用いられています。
そばかすの色味によってはメイクでもカバーできるので、そこまで目立たないが気になる程度の方は、まずセルフケアから始めると良いでしょう。
そばかすを自力で消す方法
そばかすはセルフケアで完全に消すことはできるのでしょうか?
そばかすを自力で消す方法を紹介します。
紫外線対策
紫外線はメラニンの分泌を促進する恐れがあるので、紫外線対策を徹底する必要があります。
屋外に長時間滞在するときは特に日焼け止めクリームを塗るなどして対策しましょう。
日傘、帽子、長袖のトップスなど、直射日光を浴びないように工夫することも大切です。
スポーツなどで長時間外にいる必要がある際は、こまめに日焼け止めクリームを塗り直すなどして工夫してください。
食事
肌の外側からだけでなく、肌の内側からケアすることも大切です。
そばかすケアに効果的な栄養素として、ニンジン、小松菜、ブロッコリーなどに含まれるビタミンA、レモン、パプリカ、トマトに含まれるビタミンC、アーモンド、ピーナッツ、かぼちゃなどの含まれるビタミンEが挙げられます。
ターンオーバーを正常に機能させて、メラニンの排出を促す働きのある栄養素です。
食事の中でバランスよく摂取するようにしましょう。
美容液
美白成分の含まれている美容液はそばかすのようなシミに効果があります。
様々な種類の美容液が販売されていますが、美白成分のある美容液を選ぶことが大切です。
4MSK、ビタミンC誘導体、アルブチン、ハイドロキノンなどの成分が含まれた製品が良いでしょう。
製品によりますが、美容液は化粧水と乳液の間に使用するのが一般的です。
乾燥も肌のターンオーバーの機能を乱す要因となるため、保湿成分の含まれている美容液も良いでしょう。
まとめ
今回の記事では「そばかすを消すのは可能?」「そばかすを消すにはどうすればいい?」と疑問をお持ちの方に向けて、そばかすについて詳しく解説しました。
そばかすは遺伝的な要因によってできるシミの一種です。
セルフケアでそばかすを完全に消すことは難しいですが、そばかすが増えないように対策、薄くすることはできます。
食生活、紫外線対策、美容液など、自分で行えるケアを見つけて、そばかすケアを実践していきましょう。
2021年4月2日